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小売業
通販サイトからのメール広告を止められないか?
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特定商取引法
小売業
通販サイトからのメール広告を止められないか?
2019年7月24日掲載
通販サイトで商品を購入したところ、その通販サイトから毎日大量に電子メール広告が送られてくるようになってしまいました。たまに利用するだけなので困っています。何とかならないでしょうか。
大量に電子メール広告が来るようになったのは、通販サイトで初回の商品購入の際に、規約等を承認するボタンをクリックしたところ、その規約に実は「今後、広告主が電子メール広告を送信すること」と書かれており、それに気付かずに承認したためと思われます。
通信販売においては顧客(相手側)から請求や承諾がない限り、通信販売の電子メール広告を送ることはできず、特定商取引法でその旨が定められています。この法律では請求や承諾のない電子メール広告を禁止(いわゆるオプトイン規制:「オプトイン」とは、参加・加入するという意味)することで、消費者保護を図っています。
顧客向けに一斉に配信できる電子メール広告は、現在多くの企業で用いられている宣伝方法であり、通販サイトを利用する際は、規約の内容をきちんと把握した上で承認ボタンをクリックすることをお勧めします。また、承認してしまった後でも拒否の意思表示を行えば、電子メール広告を止めることができます。たいていはメールの最後の方に「配信解除のご案内」(いわゆる「オプトアウト」:不参加・脱退の意味)などと表示されています。
電子メールの受信トレイが不要なメール広告でいっぱいの方は、一度見直しをされてみてはいかがでしょうか。
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