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仏壇の広告・表示にはルールがあるの?

2019年7月24日掲載

  •  仏壇の購入を検討していますが、広告・表示にはルールがありますか?
  •  仏壇は日本人の生活において、ある意味で非常に大切なものですが、消費者が真贋を判別しにくい伝統工芸技術による高価な商品が多いだけに、消費者に誤認されない適正な表示が重要です。しかし、「高価な木材や天然木を使用しているとうたいながら、実は合板であった」という材質を偽った表示や、「『国産』と表示しながら実は外国産であった」という原産国を偽った表示、または、過度な値引き表示による不当な二重価格表示などが散見され、JAROにそうした表示について苦情が寄せられたケースもありました。
     そこで、業界として消費者からの信頼を高め、業界の健全な発展を目指すために、仏壇公正取引協議会準備委員会が中心となって規約の制定に取り組み、「仏壇の表示に関する公正競争規約」が公正取引委員会および消費者庁から認定を受けました(2015年9月14日)。
     同規約では、「金仏壇」「唐木仏壇」などの用語の定義を定め、仏壇本体および店頭、カタログ、取扱説明書、保証書などの必要表示事項(木地主材料、表面仕上げなど)、また、優位性や最上級などを意味する特定用語の使用や他社製品との比較表示に関する規定、および二重価格表示の制限と不当表示、おとり広告の禁止などを定めています。
     仏壇を購入される場合に参考にしてください。

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